世界のあり方をあらゆる生きものと
共に決めていく未来
人類が言葉を持ったのは7万年前。
言葉を介して、他者を理解し、協力し、分かち合うことで、
社会は大きく成長してきました。
一方で、言語を持たない動物や話すことが苦手な人は、思いがあっても伝えることはできず、社会にその気持ちを反映させることはできませんでした。
言語能力を持たない生き物へ寄り添い、理解を深めることで、これまでの人を中心した視点から、生き物たちと共有された視点で、世界をとらえなおすことが必要だと私たちは考えます。
世界のあり方を生き物と共に決めていく未来に向けて、私たちは言語や記号に頼らない新たなコミュニケーションテクノロジーを生み出し続けます。
テクノロジーと想像力で、
身体の鼓動による
コミュニケーションをひらく
Vital Status Communicationの実現
鼓動のリズムを解析することでこころの状態を可視化する独自の技術によって、言語も数字も使わない新たなコミュニケーションをひらくことが私たちの使命です。
心臓は、穏やかなリズムで鼓動している状態であっても、その持ち主が緊張を感じ始めると鼓動のリズムを早めます。これは、活動時に働くとされる交感神経が活発化することで起こる現象です。私たちは、心拍の変動を独自に研究解析することで、さらに細かく持ち主の精神状態を読み解けることがわかってきました。
従来、動物の心拍を測るには心臓が発する電気を測定するために、毛を剃る、ジェルを塗るといった処置が必要でした。私たちは動物のストレスを軽減するため、心臓の音にのみ反応するマイクシステムを作りました。これによって剃毛など必要なく心臓の動きを検知することが可能になりました。その背景には、空気中の雑音や筋肉の音などを除去する高度なノイズキャンセリング技術があります。
従来、電気や音から心臓の動きをモニタリングするには、複雑な波形処理プログラムが実行できるPCが必要でした。これを極小のマイコン上でも行えるようにするため、プログラムの代わりに波形処理を行う電子回路を新たに開発し、デバイスの大幅な小型化に成功しました。これにより、様々な動物へのウェアラブル化が実現可能になりました。
4拍の心拍データから、心拍変動解析が可能となる独自の解析手法を開発しました。心拍変動の傾向を図形化して特徴量を数値化し、過去データと比較することで、心拍と感情を関連付けたリアルタイムな解析を実現することに成功しました。
社名 | 株式会社ラングレス |
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代表者 | 代表取締役CEO 山入端佳那 |
設立 | 2015年2月18日 |
オフィス | 東京都墨田区横川1-16-3 |
主要取引銀行 | みずほ銀行 新宿西口支店 |
資本金 | 9411万2493円 |
事業内容 | 自律神経解析による生体情報解析の開発 技術を生かしたプロダクト・データ解析事業 |